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よくあるご質問

用語集

クロモリフレーム(Chromoly Frame / Cr-Mo)

クロモリは「クローム(Cr)」と「モリブデン(Mo)」を添加した鉄系合金で、
しなやかな乗り心地・高い耐久性・修理のしやすさから、現在でも根強い人気を誇るフレーム素材です。
アルミフレームが普及する前は、スポーツバイクの主流素材として多く採用されていました。

【クロモリフレームの特徴】

しなりによるマイルドな乗り心地と高い振動吸収性

クロモリ鋼は金属特有の“しなり(弾性)”が強く、アルミのような硬いフィーリングとは対照的な、しなやかでマイルドな乗り心地が特徴です。

細身のパイプながら衝撃吸収性が高く、路面からの細かな振動を和らげるため、ロングライドでも体への負担が少なく、疲れにくいと評価されています。

高い耐久性と優れた修理性

クロモリは疲労強度が高く、適切なメンテナンスを行えば長期間使用できる素材です。
金属疲労による破断リスクも低く、粘り強いため突然折れる心配が少ないのも特徴。

ロウ付け・溶接による修理や再塗装がしやすく、「長く愛車と付き合いたい」というサイクリストから特に支持されています。

また、頑丈で荷物を積みやすいため、ツーリングバイクやランドナーにもよく採用されます。

重量と反応性ではアルミ・カーボンに劣る

クロモリは快適性に優れる反面、素材の比重が大きく、

  • 重量はアルミ・カーボンより重い

  • 反応性(加速時の剛性感)がやや鈍い

という弱点があります。

軽さや鋭いレスポンスを求めるレース用途では不利になりやすい点は理解しておく必要があります。

【クロモリフレームはこんな用途・目的の方におすすめ】

ロングライド・ゆったりとした走行を楽しみたい方

クロモリならではのしなやかな乗り味と振動吸収性は、長距離走行と相性抜群。
景色を楽しみながらゆったり走りたい人にとても向いています。

長く大切に乗れる相棒を求めている方

修理や再塗装ができ、メンテ次第で10年以上乗れる持続性が特徴。
「愛着を持って長く乗りたい」という方に最適な素材です。

軽さより“味わい”や“ルックス”を重視する方

クロモリの細身でクラシックなフレームラインは独特の美しさがあります。
また、しなりが生む“味わい深い乗り心地”もファンが多い理由のひとつです。

【クロモリフレームの注意点】

クロモリは鉄系合金のため、サビやすいという明確な弱点があります。

フレーム内部の防錆

水や汗が溜まりやすい内部から腐食が進むため、
年に一度はフレーム防錆剤の注入が推奨されます。

雨天走行後は必ず乾燥

水洗いや雨天走行後はシートポストを抜いて内部の水を抜き、
しっかり乾燥させることでサビを防ぎ、長持ちさせられます。

ランドナーバイク

クロモリフレーム