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700C

700C(ナナヒャクシー)は、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクで最も一般的に採用されているタイヤ(ホイール)サイズです。
転がり抵抗を抑えやすく、舗装路での走行性能に優れていることから、現在のスポーツバイクにおける標準的な規格として広く使われています。

【700Cとは】

700Cとは、ロードバイクなどで使用されるタイヤサイズ(ホイール規格)の呼称です。
「700」という数字は、もともとタイヤの外径がおよそ700mmだったことに由来していますが、現在主流の細いタイヤでは、実際の外径は700mmより小さいことがほとんどです。

【700Cの規格の成り立ち】

700Cの「C」は、タイヤ規格の種類を表す記号です。
かつては700A・700B・700C・700Dといった複数の規格が存在しており、外径はほぼ同じで、タイヤの太さ(厚み)が異なるものを用途別に使い分けていました。

しかし、規格ごとにリム位置が異なり、

  • ・タイヤ脱着時にブレーキ調整が必要
  • ・パーツの互換性が低い

といったデメリットがあったため、扱いやすく汎用性の高い700Cが主流となり、他の規格はほとんど使われなくなりました。

【700Cの規格と互換性】

互換性の判断基準

700Cは、ホイールにタイヤがはまる内側の直径(リム径)が同じ規格のサイズです。
この内側の直径は「622mm」と定められており、タイヤやホイールの互換性は、この数値を基準に判断されます。

この622mmという数値は、ETRTO表記と呼ばれる国際的なサイズ表記で示されたものです。
ETRTO表記では、見た目の大きさではなく、ホイールの内側の直径を基準に規格が定められています。

29インチとの関係

29インチのマウンテンバイクは、タイヤが太いため外から見ると大きく見えますが、ホイールの内側の直径は700Cと同じ622mm(ETRTO表記)を使用しています。

ただし、リムの幅やタイヤの太さ、用途が異なるため、ロードバイク用の700Cホイールとそのまま入れ替えて使うことはできません。

27インチとの違い

700Cと27インチのタイヤは見た目が似ていますが、ホイールの内側の直径が異なる別の規格です。

そのため、サイズが近く見えても基本的に互換性はなく、無理に装着することはできません。