FAQ

よくあるご質問

用語集

バイクの種類について

ロードバイク

ロードバイクはアスファルトやコンクリート等の舗装された道を「速く」「楽に」走る自転車です。

【特徴】

1.前傾姿勢が取れるフレーム寸法や700×23c~28c(約直径700mm×23mm~28mm)のタイヤサイズに代表される細めのタイヤが基本仕様。
2.フェンダー(泥除け)やバスケット・スタンドなどの取付を想定していない。
3.ドロップハンドルと呼ばれる湾曲したハンドルが一般的で、高価格帯のものはカーボン製のものがほとんど。

【こんな用途・目的の方におすすめ】

・自転車レースや長距離のサイクリング、峠や長い坂を登るヒルクライム(自転車で山や丘陵の上り坂を走ること)を楽しみたい方にオススメです。
・デザインがかっこいいものが多く、自分の走行スタイルや好みによってカスタマイズして楽しむことも出来ます。

・タイヤが細く段差でパンクしやすい事と、停める場所が少なく、車体や使用部品も高額なものが多いため盗難に遭いやすく街乗りには不向きという声もあります。

 

ロードバイク

 

 

 

クロスバイク

クロスバイクは普段使いから軽い運動まで幅広く使える自転車

【特徴】

1.適度な前傾姿勢を取り、握りやすいフラットバーハンドル(曲げがないまっすぐな形状をしたハンドル)が特徴。ハンドル幅も広めに取られていて高速域でも安定した走行が出来ます。

2.タイヤサイズは700c×28c以上のタイヤが基本仕様で、これはロードバイクやよりも太めのサイズです。

3.スピードや軽さはロードバイクには敵いませんが、ロードバイクよりタイヤが太くなることでクッション性が増し乗り心地のよさを実感できます。

【こんな用途・目的の方におすすめ】

・通勤通学やお買い物、段差の多い街乗り、ちょっとしたサイクリングとして使用したい方にオススメです。
・ロードバイクと比べると価格を抑えられ、シティサイクル(ママチャリ)に比べるとかなり快適に走ることが出来きます。

・普段使いに使用するには最適の自転車です。

 

クロスバイク

 

 

 

マウンテンバイク

自転車で山を駆け下りて遊んだことから生まれたオフロード用自転車

【特徴】

1.オフロードとも呼ばれ、凹凸の激しい悪路を走ったり勾配のきつい山道を登り降りすることを想定し設計された自転車です。

2.舗装されていない道や山道でも安定して走れる性能を持っています。

3.凹凸の激しい道でも快適に走る為に、衝撃を吸収するサスペンションという機能がついているところも特徴です。

【こんな用途・目的の方におすすめ】

・荒れた路面や山道も乗り越えられる太いタイヤと、頑丈なフレームとパーツが特徴的なバイクです。

・パンクや段差に強いので通勤・通学、普段使い使用される方もいます。
・重量が重いので上り坂やスピードを出しての走行は向いていません。

 

マウンテンバイク

 

 

 

ミニベロ

ミニ = 小さい、ベロ = 自転車。小さい自転車『小径車』の事です。

【特徴】

1.タイヤサイズを20インチ以下のものを指し、タイヤが小さい分ペダルを多く漕がなければいけないので、高速度の速度維持は苦手です。

2.小回りの良さや、ストップ&ゴーが得意なので街中でのポタリングに向いた自転車です。

 

【こんな用途・目的の方におすすめ】

・シックな物から、かわいらしいデザインのものまで種類が豊富で男女問わずファンが多いです。
・リーズナブルの物も多く販売販売しているため比較的に購入しやすいです。

・折りたたみできる物もありますので、そのようなモデルを選べば保管場所にも困りません。

 

 

 

ミニベロ

 

 

 

シクロクロスバイク

ロードバイクを元にして、舗装されている道と舗装されていない道を組み合わせた「シクロクロス競技」用に設計された自転車です。

【特徴】

1.トップチューブは担ぎやすいようにホリゾンタル形状(トップチューブが地面と平行)になっていて、フレームとタイヤの間隔は泥詰まり防止の為大きいのが特徴です。

2.シクロクロスレースでは林道、泥道、砂利道。砂浜、草地、舗装路、岩場や丸太、階段等の障害物を乗り越え、自転車を担いで挑む為、水や泥によってブレーキが利かなくならないよう、ブレーキはカンチブレーキ(リムブレーキの一種でホイールのリムにブレーキシューを当て摩擦を起こして止める。大きく開いた形状のため泥詰まりがしにくい)やディスクブレーキを装備しています。

【こんな用途・目的の方におすすめ】

・舗装された道も通るけど、ちょっとした脇道や少しの林道、山道も走りたいという方にオススメです。

・ロードバイクのように地面との摩擦抵抗の少ないツルツルのタイヤも、マウンテンバイクのように太くてゴツゴツしたタイヤも装着出来るので使い方によって装備を変えることが出来ます。

 

グラベルロードバイク

グラベルバイクは日本語で「砂利」を意味する「gravel」の単語が付いた名前のロードバイク

【特徴】

1.主にダート(砂利道)と舗装した道の両方の走行を視野に入れた、長距離向けのロードバイクのことを言います。

2.ダートを走行することを想定して設計されている為通常のロードバイクより径の大きいタイヤや、悪路でも安定した制動力を発揮するディスクブレーキが装着されているのが特徴です。

【こんな用途・目的の方におすすめ】

・短期間のレースより長期間のツーリングを重視して設計されているので、自転車専用のバックを取付けてキャンプ道具を入れツーリングすることにも適しています。
・晴れた日の舗装路から、雨の日の泥道まで柔軟に対応出来ます。

・速く走ることを目的としたバイクではないので、ロードバイクと比べタイヤが太くスピード感は落ちますがハンドルの安定性があり、長時間走っても疲れにくいバイクです。

 

 

 

Eバイク

エレクトリック・バイク(ELECTRIC BIKE)=電動自転車のこと。

【特徴】

1.電動アシストスポーツ車などとも呼ばれ、モーターの力でペダリングをアシストしてくれるバイクです。

2.いわゆる日本のシティサイクルに電動モーターが付いている「電動アシスト自転車」とは異なり、商品によっては時速45kmほどまでアシストを行いスポーティーに楽しめるのが特徴です。

3.日本では法律で規制されているため上記のようなパワーを持った商品の販売はありませんが、欧州では大きなモーターパワーや、モーターのアシストしてくれる比率が大きいものも認められており、公道で走行することも可能で非常に人気が高まっています。

【こんな用途・目的の方におすすめ】

・体格差や体力差があっても、みんなでサイクリングを楽しめます。
・長距離や重い荷物を運ぶ際も電動アシストの力でそれを感じさせない走りが可能で心理的負担も減らすことが出来ます。

・パワーが強いのでタイヤやチェーンの交換スパンも短く、電気機械なのでその部分のケアもしながらしっかりとしたメンテナンスが必要です。

 

 

 

セミファットバイク

セミファットバイクはタイヤの太さが3インチ(約76mm)前後あるもの

【特徴】

1.一般的なマウンテンバイクは太いタイヤでもおよそ2.5インチ(約63mm)くらいで、もっと太いタイヤのファットバイクは4インチ(約101mm)以上の太さになります。

2.タイヤが太く未舗装の道やちょっとした山でも走れる。

3.タイヤが太い分、タイヤに入る空気量が多い為クッション性が向上し、空気圧を下げれば設置面が広がりグリップ性が向上する。

【こんな用途・目的の方におすすめ】

・ちょっとした山道を走ったり、キャリヤを付けてキャンプ用品を積めば自転車でキャンプにも行けます。
・太いタイヤが目を引いてかっこいいバイク。

・タイヤが太いのでロードバイクに比べると重くなります。

セミファットバイク

 

 

 

ファットバイク

ファットバイクはセミファットバイクよりも更に太いタイヤのバイク

【特徴】

1.ファットバイクの定義は明確に定められてはいませんが、タイヤの太さ(幅)が4インチ(約101mm)以上で、クロスバイクやマウンテンバイクのようなスポーティな形状をしている自転車のことを指します。

2.同じオフロード用のマウンテンバイクがサスペンションで衝撃を吸収するのに対して、ファットバイクは太いタイヤのエアボリュームで衝撃を吸収します。

【こんな用途・目的の方におすすめ】

・5インチもある太いタイヤで地面と設置する面積も多く、舗装されていない悪路や滑りやすくなった雨の日のアスファルトの上、砂利道、雪道、数センチの浅い川等も走行することが出来、山の中で自転車を乗り回したい方や雪や雨が多い地域にすんでいる人にもオススメです。

・ただしタイヤが太くなる分その周りの部品も太くなり重量が増えることと、ロードバイクやクロスバイクと比べると操作性が落ちるため操作性を求める方は細いタイヤのを選ぶのをお勧めします。

・タイヤが太く、車輪を固定するタイプの駐輪場に入らない可能性があったり、タイヤに引っ掛けるタイプの鍵がロックできるか確認する必要もあります。

 

 

 

TT(タイムトライアル)バイク

TTバイクとは自転車レースの個人タイムトライアルに特化した自転車のこと

【特徴】

1.ロードバイクと比較してチーム走行を想定しておらず個人としての早さに特化しており、進路変更の修正などハンドルの操作のしやすさや集団での駆け引きよりも、単独走行でスピードが出るように空気抵抗を小さくすることに特化した設計となっています。

2.ロードバイクはドロップハンドルが基本になっていますが、TTバイクは牛の角のような形状をしているブルーホーンハンドルが特徴的です。

 

【こんな用途・目的の方におすすめ】

・トライアスロン競技の自転車パートに使用されることが多く、個人で平坦な道をとにかく速く走行することが目的の方にオススメです。
・独特のハンドルが空気抵抗を減らす走行姿勢を長時間維持しやすくしているため、ロードバイク初心者には不向きと言われています。

・「止まる」ことや「再スタート」「曲がること」が苦手なバイクですので、本格的なロードレースやトライアスロンを始めようとする方に向いています。

TTバイク

 

 

 

ランドナーバイク

ランドナーとはフランス発祥のツーリング車のこと

【特徴】

1.フランス語の「ランドネ」(小旅行)に由来する「旅する自転車」の意。日帰りや2~3泊程度のキャンプ旅行の用途で使われることが多く、バッグ類をたっぷり積み込める仕様になっているのが特徴です。

2.ロードバイクがキャリヤや泥除け等を装備しないことに対して、ランドナーはフロントキャリヤを付けて荷物を積むことを想定していたり、雨天時の走行も考えタイヤを覆うタイプの泥除けが付いています。荷物をたくさん積むことも考え専用のリアキャリヤを取付けられるようネジ穴も用意されています。

【こんな用途・目的の方におすすめ】

・自転車で旅をする為に設計された自転車ですので大量の荷物を載せては走ることが出来、重たい荷物に耐えるタイヤやフレームを備えています。キャンプツーリングがしたい人にもオススメのバイクです。

・日本一周や世界一周を目指して走るサイクリストに愛されているバイクですので、旅行先でバイクトラブルがあった場合、すぐに修理やパーツ交換が出来ないと旅に支障が出ることも想定して、パーツの互換性が高いのもランドナーの大きなメリットです。

・キャリヤや泥除けは付いていますがランドナーは輪行(分解して専用の輪行袋に入れ自転車を公共機関に載せて移動すること)も可能です。

 

 

 

リカンベントバイク

自転車の種類のひとつ。「リカンベント」は「寝そべる」や「もたれかかる」という意味の言葉

【特徴】

1.日本ではあまり見られませんが、サドルの代わりに背もたれ付きのシートに寝そべるように仰向けに座って足を前方に向けた状態での屈伸運動でペダルを漕ぐように進む自転車です。

2前方の投影面積が少なく、心臓の位置が低くなるため「楽」だと言われます。通常の自転車と走行姿勢が違うことから、空気抵抗が減らせるため人力の二輪車で「世界最高速度を出した」とも言われています。

3.近場や信号の多い街中では通常の姿勢のバイクの方が楽なことと、足が前方に向いているので見通しが悪い道では特に注意が必要です。また通常のバイクよりも車高が低いため、他の車や自転車から認識がされにくいので交通事故のリスクもあります。

【こんな用途・目的の方におすすめ】

・走行中自然と青空が視界に飛び込んでくるので、乗っているだけで楽しいバイクです。
・漕ぎ出しが苦手な自転車で、他の自転車や車から認識されにくい自転車の為街中の走行はオススメしません。