FAQ

よくあるご質問

用語集

バイクの仕様・パーツについて

レバー(ブレーキレバー/変速器レバー)

ブレーキ/変速機を操作するレバー

【特徴】

  1. 近年、ブレーキと変速機の操作が一体化したレバーが主流。
  2. メーカーによって形状や操作方法が異なる。

 

 

 

 

DHバー

バーを持った時に前傾姿勢をとれるようにハンドルバーの真ん中に追加するパーツ。

【特徴】

1.肘や腕を置くことができるので、手のひらの負担を軽減させることができる。

2.前傾姿勢になることで空気抵抗を減らすポジションが取れるので平坦な直線のコースを走るときは有利。

3.DHバーを使用した前傾姿勢時はブレーキを握れず、即座にブレーキをかけることができないので注意が必要。

 

 

 

 

 

ドロップハンドル

主にロードバイクについている下向きに半円を描いたような形状のハンドル。

【特徴】

  1. 持つ位置が低いので、ハンドルを持つと前傾姿勢をとれ、風の抵抗を少なくする。
  2. いろいろな場所(フラット・ブラケット・ショルダー・下ハンドル等)を握ることができるハンドル形状。

・フラット:体を起こす体勢をとれるため、前傾姿勢に疲れた時や息切れで呼吸を楽にしたいときに使用。シフト/ブレーキレバーから一番遠い位置にあるので注意が必要。

・ブラケット:シフトチェンジやブレーキがしやすく、ロードバイクに乗るときは一番多く使用。

・ショルダー:フラットとブラケットの中間部分にあるため、前傾姿勢に疲れた時にも使用でき、シフトチェンジやブレーキもしやすい。

・下ハンドル:通称、下ハン。最も前傾姿勢になるため、スピードを出したいときに使用。シフトチェンジやブレーキもしやすい。

 

 

 

フラットバーハンドル

まっすぐ(フラット)なハンドル。

【特徴】

  1. マウンテンバイクやクロスバイクで多く使われている。
  2. ドロップハンドルよりも姿勢が上がるため視野が広がり周りがよく見える。
  3. 急ブレーキや急ハンドル操作がしやすい。
  4. 姿勢が上がり、空気抵抗が増すので高速走行に向いていない。
  5. 同じ姿勢になり、体が疲れやすくなるため長距離には向いていない。

 

 

 

 

 

 

ブレーキ

制動装置の事。

主にゴム製のブレーキシューやパッドで挟み摩擦を発生させ、自転車を停止させる仕組み。

「Vブレーキ」

「キャリパーブレーキ」

「カンチブレーキ」

「ダイレクトマウントブレーキ」

「ディスクブレーキ」などがある。

 

 

Vブレーキ

自転車に用いられるリムブレーキの一種です。

【特徴】

1.ワイヤー式リムブレーキの中では最も強力な制動力を持ちます。急な飛び出しに対応出来るよう、街乗りが多いクロスバイクに採用されている事が多いです。

2.太いタイヤが履けて調整もしやすく、泥詰まりしにくい利点も持っています。ブレーキシューで挟み込んでブレーキをかけますのでゴムの減り具合を定期的に確認する必要があります。

 

 

 

キャリパーブレーキ

自転車に用いられるリムブレーキの一種です。

【特徴】

1.制動力が高いVブレーキや、キュッと止まるディスクブレーキに比べ、キャリパーブレーキは細かなスピードコントロールがしやすいと言われています。

2.タイヤクリアランスは狭く、ブレーキ自体がコンパクトで軽量、主にロードバイクに見られるブレーキです。

3.近年では左右のブレーキアーチの作動軸が独立している「デュアルピボット式」が主流になっています。

 

 

 

キャリパーブレーキ

 

 

 

カンチブレーキ

自転車に用いられるリムブレーキの一種です。

【特徴】

1.マウンテンバイクやランドナー、近年は主にシクロクロス競技(未舗装路での速さを競う競技)に使用されています。

2.制動力の強さでVブレーキに取って代わられてしまいましたが、シクロクロスにおいては効き目よりもその泥詰まりのしにくい構造から再び使用されるようになりました。

 

 

 

 

ダイレクトマウントブレーキ

シマノが開発した直接フレームに固定するキャリパーブレーキのこと。

【特徴】

1.ロードバイクで主に使われているキャリパーブレーキと違い、ダイレクトマウントブレーキに対応した規格のフレーム・フォークの取り付け穴に固定することが特徴です。

2.フレームやフォークと一体化した形になるので空力性能が向上し快適にスピードを出しやすくなります。2点で支えることで剛性(曲げやねじりの力に対する、変形のしづらさの度合いのこと。力に対して変形が小さい時は剛性が高い(大きい)、変形が大きい時は剛性が低い(小さい)という。)が高くブレーキの効きがとても良いです。

ディスクブレーキ

ホイールの中心部のディスクを挟んでブレーキをかける仕組みのブレーキ。

近年のスポーツバイクの主流となるブレーキ。「油圧式」「機械式」がある。

【特徴】

  1. 雨天時や路面が濡れていてもブレーキ力が落ちにくい。
  2. メンテナンス頻度がすくなく、太いタイヤでも使える形状がメリット。

・油圧式ディスクブレーキ:オイルによる油圧でピストンを押し出してブレーキをかける。強いブレーキをかけることができ、ブレーキレバーの引きも軽いので下り坂などで有効。

・機械式ディスクブレーキ:レバーを引いてワイヤーを引っ張ることでブレーキがかかる。ブレーキの引きは若干重くなるが、低価格でメンテナンスがしやすい。

 

 

 

ディスクブレーキバイク

 

 

ディレイラー

ギアを変えるための変速機。変速機の総称。「フロントディレイラー」「リアディレイラー」がある。

【特徴】

  1. フロントディレーラー:車体の真ん中あたりに取り付けられているディレイラー。
  2. リアディレイラー: フレーム後部先端あたりに取り付けられているディレイラー。
  3. 本体がむき出しという構造上、定期的な点検調整が必要。

こちらの動画では弊社商品iWA1でディレイラー交換をしています。

 

 

 

 

 

チェーン

前後のギアがチェーンによって接続されており、駆動力である「人」の力を前ギア → 後ギア → ホイール → タイヤへ伝え、そして地面に伝達することで前に進みます。

【特徴】

  1. 汚れや錆びがあると効率よく進むことができなくなるので日常のメンテナンスが重要。
  2. スムーズに回転させるためオイルでのメンテナンスが必要。

 

 

 

プーリー

リアディレイラーに付いている歯車。

【特徴】

1.上側「ガイドプーリー」:変速を調整する

2.下側「テンションプーリー」:チェーンの張りを調整する

 

 

 

ステム

「柄」という意味で、フロントフォークとハンドルバーをつなぐ役目を担う部品のこと。

【特徴】

1.ロードバイクでは主に80mmから120mmの長さで細かくサイズや、角度が用意されている。コラムサイズとバークランプサイズは規格があるので注意が必要。

2.自分の走り方や体型に合わないステムを使用していると走っているときの姿勢が悪くなり疲れやすくなったりするので、目的や体格に合ったステムを選ぶことが大切。

こちらの動画では弊社製品A01V Specialを使用してステム交換をしています。

 

 

 

 

 

サドル

自転車を構成するパーツの一つで、お尻を載せる椅子に似た機能を持つ。

【特徴】

1.ロードバイクに付いているサドルは、速さと軽さを重視するため基本的に硬くてシャープな形状のものが多い。その為お尻や股間に痛みを感じる人も多く、自分のライディングスタイルや坐骨幅にあったものを選ぶ事が大切。特に男性と女性では骨盤や坐骨の幅が違うためそれを考慮して選ぶとお尻の負担を減らす事ができる。

 

 

 

シートポスト

サドルと自転車をつなげ、サドルの高さを調整する筒状のパーツ。

「ノーマル」「サスペンション付」「トライアスロン用」「BMX用」など様々な種類がある。

【特徴】

  1. 幅広いサイズ展開がされているので。サイズが一致するものを選ぶ。
  2. 軽量で振動吸収性のあるカーボン素材、価格の安いアルミ素材がある。

 

 

 

 

クイックリリース

ホイールとフォークを固定するための方式の一つです。

【特徴】

1.主にロードバイクやクロスバイクに使われる、工具を使わずに簡単にホイールを外すことが出来るパーツのこと。「クイックリリース」や「クイック」とも呼ばれる。

2.ロードレース時のパンクなど、トラブルに迅速に対応できるよう開発された固定器具のため輪行する時やパンク、洗車時などにスムーズなバイクの分解組立を助ける。

3.着脱がしやすいため、いたずら・盗難、走行中の緩み・脱輪に注意。

 

 

 

 

 

スルーアクスル

ホイールとフォークを固定するための方式の一つです。

【特徴】

1.従来のクイックリリースよりも剛性(曲げやねじりの力に対する、変形のしづらさの度合いのこと。力に対して変形が小さい時は剛性が高い(大きい)、変形が大きい時は剛性が低い(小さい)という。)が高く、ホイールのセンターがズレにくい等のメリット。

2.重量が増したり、慣れないと着脱が面倒等のデメリットがある。

 

 

 

 

 

インナーギア

クランクに装着された最も内側のチェーンリングのこと。

【特徴】

1ほとんどのロードバイクには前2枚のギアがついている。

アウターギア:大きい方(外側の方)

インナーギア:小さい方(内側の方)

 

 

 

 

クランク

ペダルを取り付けるパーツ。ペダルを漕ぐたびに回転する部分。

【特徴】

1.ペダルを付ける部分のため、長さが合っていないと自転車が漕ぎにくくなり、膝を痛める場合もあるので注意。

 

 

 

 

 

コンパクトクランク

通常のクランクより歯数が少い、比較的小さなクランクのこと。

【特徴】

1.通常のクランクよりチェーンリングの歯数が少なく、固定するボルトを結ぶ円の直径を従来の130~135mmよりも小さくすることでギアが軽くなり、ペダル一周で進む距離が短くなる代りに、脚の負担を抑えられるクランクのこと。

2.ケイデンス(ペダルの1分間の回転数)重視のペダリングをされる方、山岳などで軽いギアが必要な場合や、 脚力に自信が無かったり重いギアを踏めない初心者などにオススメ。

 

 

 

 

チェーンリング(前ギア)

クランクに固定するギア(歯車)です。

【特徴】

1.自転車のチェーンが引っかかっているギザギザした輪の部分。ロードバイクなどで重要なパーツであり、高品質なものはより走りやすくなります。

 

 

 

 

ペダル

足で踏み自転車の動力の起点となるパーツです。シューズとペダルを固定するレーサー向けの物(ビンディングペダル)などがある。

【特徴】

1.ロードバイクのペダルは主に4種類

・フラットペダル:ペダルから足を離して着地することが簡単な初心者にも安心な最も一般的なペダル。

・トゥークリップペダル:つま先をペダルに押し込んで足を固定する安定感のあるペダル。

・ビンディングペダル:ペダルとシューズを固定できる。固定する事で踏むとき以外に足を引くときにも力を加える事ができ、坂道や長距離などでの疲労を軽減させ、タイムを縮めることができるレース向きのペダル。

・片面ビンディングペダル:一方がビンディング、もう一方がフラットペダル

 

 

 

 

ホイール(車輪)

ハブ、スポーク、ニップル、リムで構成された車輪の事。自転車におけるホイールとはタイヤを含まない。

【特徴】

1.ホイールもカーボン製、アルミ製とあり、アルミは安価で耐久性にも優れている。一方でカーボンは外傷に弱く価格も高くなりやすいが、軽量で剛性(曲げやねじりの力に対する、変形のしづらさの度合いのこと。力に対して変形が小さい時は剛性が高い(大きい)、変形が大きい時は剛性が低い(小さい)という。)が高い事からロードレース界ではカーボン製ホイールが人気。

 

 

 

 

 

タイヤ

ホイールに装着されるパーツです。路面に直接触れるタイヤの表層部分に溝や突起を加工し様々な用途に対応する。

【特徴】

1.タイヤの種類によって高速巡行を維持し易くなったり、乗り心地がよくなったり、悪路でも滑りにくくなったりします。ホイールやタイヤなどの足回りのパーツ交換は走りの違いを実感できる為一番最初に変えるパーツとも言われています。

 

 

 

チューブ

タイヤの中に入れるパーツ。空気を入れる事でタイヤを膨らませます。

【特徴】

1.ブチルチューブ:石油を使用した化学合成チューブ(チューブの8割)。

2.ラテックスチューブ:天然ゴムを使用したチューブ。

 

 

 

 

BB(ボトムブラケット)

クランクを取り付けるための部品。

【特徴】

1.ペダルの根元付近にあるクランクの裏にある部品。クランクを正しい位置でスムーズに回転させるパーツ。クランクシャフト(クランクの左右を繋いでいる部品)をつつむ部品。

 

 

 

ハブ

ホイールの中心にあり、軸として自転車全体を支える円筒状の部品。

【特徴】

1.自転車の車輪は中心にハブと呼ばれる回転軸があり、クイックリリースレバーなどの固定具よって自転車に固定されます。ハブからのびる数十本の細い金属やカーボンの棒をスポーク、外側の金属やカーボンの輪をリムといい、その外側にタイヤが装着されます。

 

 

 

 

コンポーネント

通称、コンポ。自転車に装着されているパーツ群のこと。

【特徴】

1.昔の自転車は単体で設計製造されており、それらが組み合わされて自転車に取付けられていましたが、部品に求められる性能や精密さが高まり部品をセットで設計製造するようになったことがコンポーネントの始まりです。

2.一般的にクランクセット、チェーン、スプロケット、ディレイラー、ブレーキレバー、変速機レバー、ブレーキのことを指す。メーカーは主にシマノ、カンパニョーロ、スラムなど。グループセットとも呼ばれグループごとにレベル分けされています。